お知らせ

2024年03月29日

令和5年度市民協働推進事業の紹介と報告(その5)

“世界につながるまち盛岡”市民会議は、一般会員団体が実施する、「令和5年度運動方針」に即した事業に対し、活動費用を助成しています。
令和5年度は、9事業に対し助成を行いました。詳細はこちら→活動について

今回は、その中から盛岡市都南図書館利用団体協議会「紙芝居ワークショップ」を紹介します。

盛岡市都南図書館利用団体協議会は、盛岡市都南図書館においてボランティア活動を行う3団体をもって組織し、読書活動の推進を通して豊かな市民文化の創造に寄与することを目的に、子供やその保護者向けに絵本や紙芝居の読み聞かせ活動を行っています。

令和5年度市民協働推進事業として、12月16日(土)世界KAMISHIBAIの日(12月7日)にあわせ、子供の読書活動の支援を行う人向けに、紙芝居のワークショップを開催しました。

2018年には、盛岡市が1世帯当たり本の購入金額が全国1位になるなど読書が身近な環境にある人が多い一方、情報メディアの発達・普及や子供の生活環境の変化などにより、全国的に子供の読書離れが指摘されています。子供の読書活動の支援を行う人を増やし、地域ぐるみで子供の読書活動の推進を図る環境を整備することを目指し、当該事業を開催しました。

参加者は、紙芝居や大型絵本の中から、ジャンルの異なる作品3本について演じる練習をし、盛岡市都南図書館利用団体協議会の皆様がアドバイスを行いました。

最後には、参加者は練習の成果を披露するため、紙芝居の舞台を使用したより実践的な読み聞かせに取り組みました。

紙芝居を演じる体験を通して、読み手としてのスキルアップにつながりました。また、読み手と聞き手がお話を楽しむ気持ちを共有することができ、共感する気持ちを養うことができました。

当会では、今後も会員団体の活動支援やPR活動などを行ってまいります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。