2024年10月18日
令和6年度推進イベントの報告とお礼
令和6年10月6日(日)、プラザおでってを会場に、推進イベント
「みんなで備える 守ろういのち ~防災について考える~」を開催いたしました。
当日ご来場いただいた皆様、開催にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
講演会場のおでってホールでは、中澤 朝子さん、阿部 惠子さんによる「東日本大震災の記憶 ~語り部から~」と題した講演、防災システム研究所 所長 山村 武彦先生による「災害に備え、私たちにできること ~災害事例に学ぶ防災・減災・危機管理~」と題した講演が行われました。
語り部講演では、もりおか復興支援センターの前田 達明さんの進行のもと、インタビュー形式で東日本大震災時の実体験や非常持ち出し袋などの日頃の備えについてお話しいただきました。
来場者は、災害は身近なものであることを実感しながら、講演に耳を傾けていました。
防災システム研究所 所長 山村先生の講演では、「命を守る訓練」を取り入れるなどの自身の身を守る行動の重要性や、互いに助け合う「互近助」の必要性をお話しいただきました。
小さな地震であっても行動を習慣化することで凍りつき症候群を防ぐことができることや、会社や家庭において「安全ゾーン」を作る・共有することなど、講演直後から実行できることを多く学ぶことができた有意義な1時間半となりました。
大会議室では、今回のテーマに合わせ、盛岡市防災マップや防災に関する図書の展示、東日本大震災の写真パネル展示を行いました。
イベント全体でのべ80名の方にご来場いただき、「震災を体験された方の話は勉強になります。」「あらためて点検して大事なものをリュックに入れようと思います。」「自分でできることを、少しずつ取り組んでいきたい。」などのご感想をいただきました。
当会は、今後も機会を捉えて、心の通い合う住みよいまちづくりを目指すとともに、「盛岡の魅力発信」や「市民の国際理解の推進」などを行ってまいりますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。