“世界につながるまち盛岡”
市民会議とは
「“世界につながるまち盛岡”市民会議」の前身である「あすを築く盛岡市民運動実践協議会(以下「実践協」という)」は,昭和45年の第25回国民体育大会の成功に向けた市民運動の推進を図るため,昭和43年に結成されました。その後,約半世紀にわたり市民運動推進の中核的な役割を果たし,平成28年の第71回大会「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」においても,市民総参加による国体の成功に大きく貢献しました。
この国体の成功を大きな区切りとして,実践協は「“世界につながるまち盛岡”市民会議(以下「市民会議」という)」と名称を改めました。
市民会議は,実践協の「市民生活における実践を通じて明るく住みよい都市盛岡を実現する」という目的を継承するとともに,現在の市総合計画に掲げる将来像「ひと・まち・未来が輝き世界につながるまち盛岡」の普遍性に着目し,「市民協働によって培う盛岡の魅力を国内外に発信し,盛岡の魅力を世界と共有する」ことを新しい目的と掲げ,新たな役割を担います。
重点取組事項
市民会議では,重点取組事項を次のとおり定めています。
01国内外に向けた盛岡の魅力の発信
すべての市民がそれぞれの立場で盛岡が持つ魅力をさらに磨き上げる取組みを推進するとともに,盛岡の魅力を国内外に発信するよう努めます。
02盛岡を訪れる全ての人が盛岡を快適と感じる環境づくり
これまでの,国内からの訪問者をおもてなしの心で迎える活動に加え,ILC誘致,Tokyo2020ホストタウン,ラグビーワールドカップ2019関連や,インバウンドの拡大に関するものなど,盛岡の国際化に貢献するさまざまな取組みを推進します。
03市民の国際理解の推進
留学生との交流,ホストタウン対象国カナダをはじめとする訪問外国人との交流,外国理解講座・講演会,語学研修など,市民がさまざまな形で行う国際理解活動を推進します。
令和4年度の方針
01運動方針
いまだ世界中の人の行動に大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症ですが、従来のような、他の地域との積極的な往来や、大勢の人が一堂に会するイベント等の開催が制限される一方で、身近な地域の魅力掘り起こしや、インターネット等により遠方に住む方々との情報交流が盛んに行われるようになっています。こうした中で、本市においても、感染症の拡大防止に十分な配慮を行った上で、本市の魅力を発信する活動に取り組むことが求められています。
このことから、盛岡の伝統や文化、これまで市民が主体的に行ってきた住みよいまちづくりのための活動などを「盛岡の魅力」として見つめなおし、その魅力について、触れる機会の創出と、世界に向けた発信に努めます。
02活動テーマ
盛岡の魅力、再発見!! ~ Rediscovering the Charm of Morioka!! ~
盛岡の伝統や文化、まちづくりの活動などの振り返りを通じて、郷土についての認識を深め、盛岡らしいまちづくりについて考える機会を創出するとともに、盛岡の魅力を世界に向けて発信する。
03活動目標
- 心の通い合う住みよい街づくりを積極的に進めるとともに,青少年の健全育成に努めよう
- 自然を愛し大切にしよう
- 環境に配慮し,清潔できれいなまちをつくろう
- 日常生活にスポーツを取り入れ,健康づくりに努めよう
- 食育を通して,豊かな暮らしと健康づくりを進めよう
- 貴重な歴史遺産を守り,先人を顕彰し,新たな文化を育みながら,地域の伝統的文化や創造的文化を発信しよう